イタリア旅行で気をつけること
イタリア旅行をするときに気を付けることをまとめました。
日本は世界でも有数の治安が良い国です。治安の悪さになれていない日本人観光客はスリやぼったくりの格好の餌食になります。
スリ等にあってしまってはせっかくの楽しい観光旅行も台無しですので、しっかり自衛をしましょう!
1.イタリアの治安
イタリアは軽犯罪(スリ・だまし売り等)が多いです。ただ、命に関わるような犯罪に巻き込まれることは滅多にないので、そこは安心しましょう。
なお、ヴェネツィアだけは例外でなかなか治安は良いようです。だからと言って油断は禁物ですが。
2.スリ対策
- 常に自分は警戒してるんだオーラを出す。
- ポケットには絶対に物はいれない。ポケットはもはや公共のスペース。
- 貴重品はセキュリティーポーチに入れて、人の目に触れないようにする。
- 貴重品: パスポート、大金
- セキュリティーポーチ: 冬ならインナーの上、Yシャツの下などに身に付ける。100均でも買える。
- 人ゴミは特に気を付ける。自分に他人の手が伸びていないか細心の注意を払う。
- ヴァポレット、地下鉄、バスなど。
地下鉄内
- 人ゴミを避けるために、端の車両に乗る。面倒かもしれないがスられるよりまし。
- 車両のドア付近に立たない。降り際にスられるかも。
現金・財布
- 財布には一日使いそうな分だけを入れる。残りはセキュリティーポーチかホテルの金庫やフロントに預ける。
- 財布を出す前は周囲を警戒する。
ただ、ホテルの部屋の金庫というのも、
- 小型の金庫
- 鍵付きの金庫
とかだと、そのまんま持っていかれたり、スペアキーを使われたりするかもしれません。また、ダイアル式の金庫だとしても、案外ダイアルナンバーのリセットは簡単に行えてしまうものらしいです。預ける際は自己責任で。
私は全部セキュリティーポーチに入れる予定です。
3.荷物管理
いついかなる時も荷物から目を離さない!ようにしましょう。
- レストラン等で荷物を置いてトイレに行くのは論外。
- テーブルの上にスマホを置きっぱなしにしておくと、いつの間にかなくなってるかも。
- 外のレストランや立ち飲み屋では、荷物は肌身離さず持っておく。
- スーツケースを置きっぱなしにしない。
- ホテルにスーツケースを置いていくときは、ベッドなどにワイヤーキーでつなぎ留める。
スーツケースを持って高速列車等に乗車する時も、どっかにワイヤーキーでつなぎ留めておくと良いでしょう。
ただ、駅でスーツケースをワイヤーキーでつなぎ留めて席を外していたら、爆発物と勘違いされて大騒ぎになった、という出来事も過去にあったようです。やたらめったらつなぎ留めるのも良くないかもしれません。
4.会計
意図的にお釣りをちょろまかしてくるケースもありますが、イタリア人は大らかなので純粋にお釣りを間違えてくることがあるようです。
お会計時は、おおまかに自分の中でもお釣りの計算をするようにしましょう。
5.ぼったくり対策
- 日本語で客引きするところはだいたい怪しい。
- できれば事前にTripAdvisor等で口コミをチェックする。
- 注文前に必ずメニューで料金をチェックする。
注文してしまったが最後です。注文の前に必ず料金を確認するようにしましょう。
6.クレジットカード・キャッシング
- 怪しい感じのお店ではカードを使わない。
- お店でクレジットカードを利用する際には、目の前で操作をしてもらう。
- 店の裏に持っていき従業員にスキミングされるかも。
- なるべく人通りの多いところにあるATMや、銀行内にあるATMを利用する。
- 人通りの少ないところのATMはスキミング装置が設置されているかも。
- ATMで暗証番号を入力する際には、
- 周囲の人に盗み見られないようにする。
- 盗撮されている可能性があるため、左手で入力する右手を隠す。
7.話しかけられても「NO!」で通す
犯罪者は巧妙な手口で観光者に近寄ってきます。
- 警官と自身を偽って、パスポートを盗る。
- ミサンガや花束を押し付けてきて、受け取ったら金を請求してくる。
- 珍しい民族衣装っぽいのを着て写真に写りこんでくる。で、写真を撮ると金を請求される。
- 子供が観光者の気を引いてる間にスる。
そもそも観光者が警官に話しかけられることなんて滅多にないと思うので、「NO!」で通しましょう。偽警察手帳を提示してくる場合もあるようです。あんまりのもしつこかったら「Let's go POLICE STATION!」とか言って、「話は署で聞こう。」という姿勢を見せましょう。
また、子供だからと言って気を許してはいけません。
- 子供が気を引いている間に連れの大人がスる。
- そもそも子供がスる。
なんてザラにあるそうで、実際に私の友人はそれに引っかかったことがあるようです。
とは言っても、現地の人と触れ合いたいという人もいると思うので、そこらへんはうまくバランス取ってください。